• カインズ朝霞店2階
  • 駐車場完備

一般皮膚科

皮膚科について

皮膚科

当院は、地域の皆様の皮膚科“かかりつけ医”でありたいと考えておりますので、皮膚についてお困りのことがありましたら、どんな些細なことでも、お気軽に相談にいらしてください。老若男女に関わらず、可能な範囲で最善の治療法をご提示いたします。

皮膚のことなら何でもご相談ください

皮膚症状・疾患以外にも、日頃のスキンケアの悩みや乾燥、肌荒れなど、皮膚のことで少しでも気になることが出てきましたら、遠慮無くご相談ください。
皮膚科専門医として、一人一人に合ったスキンケア法をアドバイスいたします。

受診される方に見られる皮膚症状・疾患

アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎は、痒みのある湿疹を特徴とする皮膚疾患で、良くなったり悪くなったりを繰り返します。皮膚症状が、年齢によって変化するのも特徴的です。
アトピー性皮膚炎の原因は、まだはっきりとはわかっていませんが、遺伝的な体質に環境要因が影響して発症すると考えられています。多くの患者さんは、皮膚が乾燥しやすい素因(ドライスキン)とアトピー素因(アレルギーを起こしやすい体質)を併せもっています。
アトピー性皮膚炎の治療において中心となるのは、薬物療法です。アトピー性皮膚炎治療の外用薬としては、ステロイドの塗り薬とステロイド以外の免疫抑制薬の塗り薬(免疫抑制外用薬)があります。ステロイドの塗り薬は、炎症を強く抑える作用を有し、免疫抑制外用薬は過剰な免疫反応を抑えます。これらの薬剤を適切に使うことで症状を早く改善し、良い状態を維持することが可能になります。
内服薬としては、痒みに対して抗ヒスタミン(抗アレルギー)薬があります。
また、上記の治療でなかなか改善しない場合は、光線治療、免疫抑制剤の内服、注射(デュピクセント)の治療があります。

乾癬

銀白色の鱗屑(りんせつ:皮膚の粉)を伴い、境界の明瞭な盛り上がった紅斑が全身に出ます。乾癬の患者さんの多くが、この症状を呈します(尋常性乾癬)。
大きさ・数・形は様々で、発疹が癒合して大きな病変を形成することもあります。できやすい部位は、慢性かつ機械的な刺激を受けやすい頭部、肘・膝、臀部、下腿などです。青壮年期の発症が多く、多発しますが、通常は内臓を侵すことはありません。痒みは約半数の患者さんに見られます。爪の変形や関節炎を伴うこともあります。稀ながら、発疹が全身に及ぶこともあります。
乾癬は慢性的に良くなったり悪くなったりを繰り返し、一律的な治療法は無く、患者さんの病気の程度、置かれた状況などに応じた治療法を選択することになります。
基本となるのは外用療法ですが、なかなか改善しない場合は光線治療、各種内服薬の治療もあります。(※最重症患者に対する生物学的製剤の注射は行っておりません)

かぶれ(接触皮膚炎)

皮膚に直接触れたものが原因となって起こる炎症や湿疹をかぶれ(接触皮膚炎)と言います。原因が明らかな場合は通常、「うるしかぶれ」「オムツかぶれ」など、原因となったものの名前を頭につけて称されます。
原因が明確でない場合は、「パッチテスト」を行います。パッチテストとは、原因と思われる物質を皮膚に貼りつけて反応を見る検査です。原因物質がわかったら、まずは、その物質が含まれるものに接しないように注意します。ステロイド外用薬を使用し、痒みが強い場合は、抗ヒスタミン薬を用いて治療します。
なお、接触皮膚炎には、アレルギー性のものもあります。この場合は、原因物質(アレルゲン)に繰り返し触れることで湿疹が現れます。

じんましん

痒みの強い、丸っぽい形をし、わずかに盛り上がったみみず腫れが数分~24時間以内にできて消えていく皮膚疾患をじんましんと言います。多くは痒みを伴いますが、チクチクとした痛みや、熱く焼けつくような痛みを伴うこともあります。
4週間以内に治るタイプを急性じんましん、それ以上の期間にわたって断続的に発症するタイプを慢性じんましんと呼びます。
じんましんの原因は、食べ物や内服薬、細菌やウイルスの感染など様々で、検査としては皮内反応や血液検査IgE RAST法、一般血液検査などを行います。しかし、慢性じんましんでは、原因が特定できないことが少なくありません。
じんましんの治療には、抗ヒスタミン薬などを使います。薬を内服すれば、多くの人は数日で症状が治まりますが、医師の指示に従って飲み続け、徐々に薬を減らしていくことが大切です。なかなか改善しない場合は、免疫抑制剤の内服、注射(ゾレア)の治療があります。

うおのめ・たこ

うおのめやたこは、足の特定の場所に継続的に圧力がかかって発症します。
たこは皮膚の表面の角質が部分的に肥厚したもので、痛みはありません。うおのめは肥厚した部分にさらに圧がかかって硬くなり、芯をもっているため、歩く度に刺激されて痛みが走ります。
また、足の裏によくできるのが足底疣贅(そくていゆうぜい)といういぼの一種で、これをうおのめと勘違いすることがあります。しかし、これはいぼウイルス性の腫瘍であり、知らずに削って、かえって患部を広げてしまうことがありますので、この鑑別をきちんとつけるためにも受診をお勧めします。
うおのめ・たこの治療では、スピール膏やメス、ハサミなどを用いて患部を除去します。
予防のためには歩行や靴の指導をすることもありますが、なかなか再発を防ぐのは難しい方が多いです。

にきび

にきびの原因は、皮脂の過剰な分泌と毛穴の詰まりです。過剰に分泌された皮脂が毛穴に溜まり、面皰(めんぽう)という状態になります。この毛穴に溜まった皮脂を栄養源にして、にきびの元となるにきび菌は増殖していき、症状を悪化させます。
大人のにきびは、ホルモンバランスの乱れ、睡眠不足、紫外線、ストレスや生活環境など、いろいろな要因が複雑に絡み合ってできることが多く、治りにくいのが特徴です。
にきびの治療にあたっては、にきびの種類と重症度を判断し、外用薬(抗生物質の外用、抗面皰薬:毛穴のつまりをとる薬など)、内服薬(抗生物質、ビタミン剤、漢方薬など)、理学療法(赤外線治療など)等のなかから選択します。
からだのにきびの場合はマラセチア毛包炎という、常在のカビが増えるタイプも多いです。

いぼ(ウイルス性、尋常性疣贅)

いぼは医学的には疣贅と呼ばれていて、その中でも尋常性疣贅、老人性疣贅、若年性扁平疣贅などがあるわけですが、単にいぼと呼ぶ場合、尋常性疣贅を指すことが多いです。
尋常性疣贅とは、皮膚の小さな傷口からヒトパピローマウイルス(HPV)が侵入することで、できる腫瘤を言います。大人にも時々みられますが子どもに発症しやすく、手足の指、手のひらや足の裏、あるいは背中などによく現れます。初期は平らで小さくても、次第に隆起して、米粒大から親指大ほどになることがあります。なお表面はでこぼこして角質化しています。ウイルス性のいぼは通常自覚症状を伴いませんが、ミルメシアと呼ばれる痛みを伴ういぼや、うおのめと同様の状態になると歩くと痛みを伴うことがあります。
治療は一般的には液体窒素(ドライアイス)による凍結療法が中心です。当院では皮膚科学会のガイドラインに記載されている、他の治療も行っています。

帯状疱疹

水痘・帯状疱疹ウイルスの初感染では水痘(みずぼうそう)になりますが、この時に主に皮膚にでた発疹から神経を伝わって所属の後根神経節内にウイルスが潜伏するといわれております。後根神経節内に潜伏感染していたウイルスが何らかの誘因で、再活性化して発症するのが帯状疱疹です。
頭部から下肢までの片側に、痛みを伴った小水疱が帯状に生じます。顔にできると、顔面神経麻痺やめまい・耳鳴りなどが起きることがあります。
痛みに悩まされることが少なくなく、長い間痛みが残ってしまうこともあります(帯状疱疹後疼痛)。この痛みは治りにくく、それが大きな問題です。
帯状疱疹は、早く皮膚科を受診して早期に治すことが何よりも大切で、これにより帯状疱疹後疼痛の発症頻度を少なくすることが可能です。また、痛みに対する各種内服の治療も行っております。

口唇ヘルペス

口唇ヘルペスの典型的な症状は、唇のまわりに赤い水ぶくれができて痒みや痛みが伴うことで、疲労やストレスで体が弱っている時によく発症します。この疾患の病原体はヘルペスウイルスです。ヘルペスウイルスは、一度感染すると、神経細胞の中に隠れ潜んでしまいます(潜伏感染)。潜伏したヘルペスウイルスは、現在のところ退治することはできません。そして体の抵抗力が衰えている時などに、急に暴れ始めるのです。
口唇ヘルペスの治療としては、主に抗ヘルペスウイルス薬を用います。飲み薬と塗り薬があり、場所や症状の程度などによってそれぞれ使い分けます。発疹の出る前にチクチクするなどの予兆が出ることも多く、その時点で治療を始めると治りが早くなります。

水虫

地球上にはカビ(真菌)がたくさん存在しており、私たち人間と共存しています。納豆菌や乳酸菌といった生活に役立つものばかりでなく、人間に病気を起こすカビもいます。水虫菌もその一つで、正式には白癬菌(はくせんきん)と呼ばれます。
この白癬菌が棲み着いて増殖を始めた頃、私たちの体はこの菌を追い出そうと、激しい炎症を起こして抵抗します。この炎症が痒みのもとになります。これが急性期の水虫の症状です。しかし、しばらく経つと、白癬菌に対する炎症を起こさなくなり、共存状態となります(慢性化)。急性期の水虫の方が治療に対する反応は良いので、水虫は「痒い時が治し時」と言えます。
水虫の治療には一般に抗真菌薬が使われます。抗真菌薬には塗り薬と飲み薬があり、爪白癬のような爪の中に薬の成分が届きにくいタイプには内服薬を用いることもあります。

湿疹

皮膚科を受診される患者様にたいへん多く見られる症状の一つに湿疹があります。ブツブツや小さな水ぶくれ、赤みなどが混ざって現れ、痒みも伴いがちです。
原因として考えられるものには、自己免疫(自分自身に対する免疫反応)や食べ物アレルギー、ダニ、ハウスダスト、薬疹、ウイルスなどがあります。湿疹について一般に言えるのは、皮膚の「バリア機能」が外部からの刺激に負け、その結果として炎症を引き起こしている状態だということです。治療は、ステロイドの塗り薬が中心です。改善が乏しい場合は、光線治療を行うこともあります。特に手荒れは、塗り薬の治療や生活指導だけでは症状が長引くこともあります。

乾燥肌

皮脂および汗の分泌が減少して、皮膚が異常に乾燥している状態を乾燥肌(乾皮症)と言います。症状としては痒みが強く、特にお年寄りの下腿・大腿・わき腹に顕著に認められます。湿度が低下する冬季に多く見られる傾向があります。
乾燥肌の治療としては、皮膚の乾燥が基本にあるため、まずは皮膚のバリア機能を回復させるためのスキンケアが重要です。入浴後は、皮膚がまだ乾かないうちに、保湿剤を万遍無く、十分に塗ると良いでしょう。皮膚炎を起こしている部分には、ステロイドの塗り薬を併用すると、より効果的です。痒みのせいで寝つけないような場合は、痒み止めとして抗ヒスタミン薬を処方したりします。

皮膚掻痒症

皮膚を見ても何もできていないのに、痒みが生じる疾患です。全身のいたるところが痒くなるケースと、陰部などの限られた部分だけが痒くなるケースがあります。
しかし、痒みが起こるメカニズムは、十分には解明されていません。肌の乾燥のためにちょっとした刺激で痒くなることもありますが、それだけでなく、腎臓、肝臓・胆道、糖尿病やホルモン異常、血液疾患、悪性腫瘍、さらには内服薬なども原因になっていることがあります。これらによる痒みの起こり方は、じんましんや湿疹の時にみられる痒みとは同様ではないと言われます。
原因となっている病気がある場合には、その治療が必要です。また肌が乾燥していることが多いので、保湿薬をしっかり塗ることが大切です。抗ヒスタミン薬もある程度の効果が期待できます。改善が乏しい場合は、光線治療を行うこともあります。

茶あざ(扁平母斑)

茶あざは正式には扁平母斑と言い、その名にもある通り扁平であり、ほくろのようには隆起していません。多くの場合は生まれつきのものですが、思春期になってから発症するケースもあります。思春期になってから発症するものは、太くて長い毛があざの部分に生える有毛性が多いようです。先天性の場合は体のどこにでもできるのに対し、遅発性の場合は肩、背中、胸に生じることが多いのが特徴です。扁平母斑は、先天性も遅発性も悪性化することはありません。
扁平母斑は悪性化しないため、治療は見た目を良くする目的で行います。かつて扁平母斑の治療は、液体窒素によるものが中心でしたが、現在は効果が期待できるレーザー治療を行います。扁平母斑は完治しにくく、再発が多いアザです。早期の治療が望ましいところです。生まれつきの茶アザがある場合は、早めに専門医に診てもらいましょう。

青あざ(蒙古斑、太田母斑)

蒙古斑は、日本では出生時に9割くらいの赤ちゃんに見られるアザで、お尻や背中、腰を中心に現れます。蒙古斑の状態には個人差が大きく、数も大小も濃淡も様々です。2歳頃をピークに蒙古斑は増える傾向がありますが、ほとんどは10歳前後までに自然に消失していきます。
また蒙古斑には、お尻や背中以外の場所に現れるものもあり、これを異所性蒙古斑と呼びます。異所性蒙古斑は、腕や顔、お腹などに現れることが多く、通常の蒙古斑よりも消えにくいのが特徴です。色が濃くて目立つようですと、大人になっても消失しないケースがありますので、レーザー治療の適応になります。
太田母斑は青色からやや褐色の小さい斑点が集まってできたアザで、女性に多くみられます。出生直後から目立つ場合と、思春期頃に目立ってくる場合とがあります。顔に出るケースが多く、片側の目のまわりやこめかみ、頬などに現れるために目立ってしまい、気にする方も少なくありません。
太田母斑は、一般に自然に消失することはなく、思春期に近づくにつれて色が濃くなる傾向がありますので、気になるようでしたら早い段階でのレーザー治療をお勧めします。

しもやけ

しもやけ(凍瘡)は、冷たい外気に曝された後、血行の悪くなりやすい場所、すなわち手足の指先、耳たぶ、ほお、鼻などに生じます。皮膚が赤く腫れ上がり、ひどい時には水ぶくれを起こすこともあります。痒みを伴い、入浴などによって痒みが強くなるのも特徴です。子どもに多い疾患ですが、女性では大人になっても繰り返す人が見受けられます。
しもやけの治療には、ステロイドや血管の拡張をする塗り薬が使われます。症状が強い場合や、広範囲にわたる場合、冬になる度にしもやけを繰り返す人の場合などには、漢方やビタミンEの飲み薬も有効です。

巻き爪

  • 巻き爪とは爪が内側に巻いていってしまう状態のことです。
    巻き爪が原因で、爪の角が皮膚に刺さり皮膚の炎症を起こす状態のことを陥入爪といいます。
    主に、爪に負担のかかりやすい足の親指が巻き爪になります。
    場合によっては足の他の指の爪や、手の爪も巻き爪になることがあります。巻き爪が進行すると、指の肉に爪がどんどん食い込み、激しい痛みを起こし、さらに巻き込まれた皮膚が化膿し、歩くことさえ困難になります。
    また巻き爪のために足をかばって歩くと、不自然な歩き方になり、足首や膝、腰へと負担がかかり、捻挫や膝痛、腰痛を起こす原因にもなります。
    巻き爪1つで全身のバランスが崩れて、さまざまな体調不良を引き起こす可能性があるのです。
  • 本来、足の親指の底面は、地面に対してまっすぐ下を向きますが、足の歪みがあると親指はねじれてしまい、斜め下を向くようになります。 そうなると、爪は補強作用を爪の橋の部分で行なおうとするので、その結果、爪が変形していき筋肉部分に食い込んでいくようになります。
    巻き爪は、しっかりと足の歪みからケアしていくことが重要ですが、なかなか難しいところもあります。
    当院ではテーピング、ワイヤー法、ガター法などを行っております。また、爪の食い込みが原因で肉芽になった場合は、炭酸ガスレーザーなども使います。
所在地
埼玉県朝霞市根岸台3-20-1 カインズ朝霞店2階
アクセス
【電車】
東武東上線 朝霞駅 徒歩25分、朝霞台駅、北朝霞駅、和光市駅からもアクセス良好
【バス】
朝霞駅東口から<朝02><朝50><志木23>乗車、「宮台」バス停下車し徒歩
【駐車場】
完備(カインズ朝霞店内)
西高島平駅、志木駅、新座駅、西浦和駅、北戸田駅からもお車でアクセス良好
診療時間 日祝
9:30~13:00
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15:00~18:30
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